学校向けオンラインスピーキングテスト「SEATS®」導入インタビュー 学校法人ホスピタリティ学園 エアライン・鉄道・ホテル・テーマパーク専門学校東京、東京ブライダル専門学校

ホテル・総合英語・エアライン科 

Danny 正谷先生

ロンドンに約2年間留学。児童への指導経験を活かし、英語が苦手な学生に楽しく学んでもらうことを得意とする。TOEIC®スコア満点の990点。

ーSEATS®は、御校の新たな取り組みに活用されているそうですが、その新しい取り組みについて教えてください

私どもの学校は、観光業界に人材を輩出することを目的に出来た学校なんですが、やはり観光業界に関しては、コロナの影響はありつつもインバウンドの観光客数が増えており、英語力というものが各業界から求められています。そこで、静岡県御殿場市にある施設で、1年生全員を対象に1ヶ月の英語合宿を行う「国内留学(御殿場イングリッシュキャンプ)」という取り組みを今年度から始めました。学生が東京と大阪から集まるのですが、大体1クラス多くて14名。フィリピン人の先生と、クラスメイトは日本人ではありますが、なるべく英語を使って1カ月過ごしてもらいます。そのクラス分けの方法を色々と検討した結果、SEATS®を利用しました。

ー具体的にどういったクラス分けの方法を検討されていたのでしょうか またSEATS®導入の決め手は何だったのでしょうか

従来ですとクラス分けには、一部の学科でTOEICのスコアを利用していたのですが、御殿場イングリッシュキャンプのカリキュラムは、TOEICのような筆記ではなく英会話、特にスピーキング・リスニングに特化する形なので、それに合ったテストを探したり、自分(先生)たちでやることも検討していました。

(導入の決め手は)費用と手間の少なさですね。英語科は、東京はネイティブの先生2人と私の3人、大阪はネイティブ1人、日本人1人の2人体制です。その体制で、イングリッシュキャンプに向けて何百人もの生徒のクラス分けを、4月のオリエンテーションの期間に行うというのは、現実的ではありませんでした。そこでスピーキングテストを探す中で、SEATS®を知りました。デモアカウントをいただき英語科のスタッフ3人で試した中で、テスト内容としても御殿場のカリキュラムに沿うものでした。スピーキング系のテストは基本的に費用が高いですが、SEATS®に関しては学校としてもお手頃という感覚を持っていると思います。

ー実際のご準備から実施までの手間の部分はどうでしたか

おそらくWi-Fi環境の影響も大きいかと思うのですが、エラーになる学生が出てしまうこともありました。その辺りは都度(株式会社ジージー・アイード株式会社と)ご相談させていただきながら、再実施など別途対応が必要にもなりましたが、全体的にはあの人数をあのぐらいの時間で評価できたのはよかったと思います。

 あと私たちも少し驚いたんですが、iPadとイヤフォンマイクを持って来るように生徒に言えば、iPadで使えるイヤフォンを持ってくると思ったのですが、iPadと親から借りたイヤホンが繋げないという生徒がいたり…。私どもも反省というか、もう少し案内を工夫しておくべきだったと思っています。

(こちらの点は、弊社としましても今後の実施に向けて大いに参考になりました。ありがとうございました。)

ーそれではSEATS®を実際に使ってみて、先生方の視点でよかった点などございますか

教育的な面で言いますと、テストの先には御殿場イングリッシュキャンプが待ち構えているので、それに対しての一つ目のハードルではないですが、「英語でやらなくてはいけないんだ」という意識を学生に与えることはできたかなと思います。ポジティブになったというより、どちらかというとショックを感じた学生が多かったようなんですが(笑い)。でも向こう(御殿場)でショックを感じることが多いので、事前に心構えをさせられたのはよかったです。他にも、テストの内容が堅苦しい文法などではなく、日頃のスケジュールとか天気といった内容なので、学生も何とかやれたのかなというところが良かったと思います。

ー今後について

(国内留学の取り組みを通して)学生たちは、リスニングで聞きとれるようになった、話すのに抵抗がなくなった、という意見は言ってくれているのですが、証明がないというところは学校としてはもったいなかったと思っています。本当は国内留学1ヶ月の最初と最後にSEATS®を受けられると、学生もスピーキング力が伸びたというような実感があると思うので、来年以降は希望制などやり方を考えつつ、取り入れてもいいのかなと考えています。

※アイード注:ホスピタリティ学園様ではSEATS®を1回受験のみで導入されています。

お忙しい中インタビューにご協力いただきありがとうございました。

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