CHIVOXを導入されてから2年が経つ、株式会社ハグカムの道村代表取締役(以後、道村社長)にお話を伺いました。
前回は、2019年5月にお話をお聞きしましたが、
事業環境に変化はありましたか?
2020年からの生活様式の変化とともに、オンライン教育の需要は非常に高まりました。
これまで英会話を学ぶときには、対面の英会話教室を探し始める傾向にありましたが、オンラインを活用して自宅で学べる選択肢が求められるよ
うになり、GLOBAL CROWNの生徒数も急増しました。
かねてより、「楽しく続く」ことを重要視していたので、一時的な増加ではなく、その後も生徒には継続いただいております。さらに、現時点も継続率が伸び続けていることから、「送り迎えをしなくても、オンラインで子供の英会話は学べる」ということを保護者の方に気づいていただいたように感じます。
CHIVOX導入から約2年が経ちましたが、
感想をお聞かせください
導入前から感じていましたが、膨大なデータに基づいた発音チェックの精度が非常に高く驚きました。
正誤判断だけではなく単語/文章を100点満点で高精度かつ即座にスコア評価してくれ、大変満足しています。
子供向けの評価に対応していることからも評価結果に納得感があり、ご好評いただいております。
具体的にどのような課題解決に役立っていますか?
「バイリンガル講師とのレッスン以外での発話練習の機会が欲しい」というユーザーの声に応えることに非常に役立ちました。
以前はレッスン内でしか発話練習の機会はありませんでしたが、CHIVOX導入により自習教材でも発話練習ができるようになったことで、時間や場所といった制約を取り除き、機会を広げることができました。
採点というゲーム性のある自習教材を追加できたことで、楽しんで自習ができるようになったこと、またレベルアップテストに発音チェックの問題を追加できたことで、実態に近い英会話力のチェックが可能になったことも良かったと思います。
「CHIVOX」導入後の反響はどうですか?
発音チェックは「CHIVOX」を活用しましたが、その他にもライティング・スペルチェックなどの自習教材を拡充させたことで、バイリンガル講師とのレッスン以外にも自習時間が伸び、子供たちがアプリに接触する時間、即ち学習時間が導入後20%以上増加しました。
また、国内でこのような英語スピーキング評価AI技術を取り入れたサービスはほとんどなく、特に子ども向けに提供しているところはほぼないので、業界内の興味関心は高いと感じています。
実際に保護者様より「子どもが楽しく発話練習している」といった声が多く、お客様にご満足いただいている実感があります。顧客満足度も高いと感じています。
今後の展望を教えてください。
個別にどう最適化していくか、新しい生活様式に合わせてどう提供するか、が今後重要になりますが、オンラインだからこそ子供1人1人に合わせた、最適な学習プログラムが求められていると思います。
また、お客さまの学習データ自体はたくさん取れますが、得られたデータをどう活用し何を提供するのか?真にコンテンツを考えるのが重要になってきます。
当社としてはライブ学習(先生とのインタラクティブな勉強方法)を大事にしていますが、お客さまからはライブ学習以外にも学べる環境・教材への要望があるので、アイードさんを含めた外部のパートナー企業と力を合わせて、生徒だけでなく保護者にも満足いただけるサービスを提供していきたいです。
また、オンラインで学ぶことは“対面の補完”ではなく、オンラインだからこそ選ばれる高品質なレッスンであるべきだと考えています。それを提供しない限りは日本のオンライン教育は拡大しづらいと思っているので、これからもいかに高品質なレッスンをオンラインで提供できるかが挑戦です。
ご多忙の中インタビューに答えていただき、誠にありがとうございました! 今後もGLOBAL CROWNの躍進に貢献できる様、尽力いたします。